終活ガイド検定には、1級2級3級の3つの級があります。
終活資格を取得してビジネスに活かそうと思っているときに、終活ガイド検定資格でこんな疑問で悩んでいませんか?

- 終活ガイドの1級(上級)〜3級(初級)の違いってなに?
- いつ、いくらで習得できるの?
- 合格率はどれくらい?
終活の資格は6種類(実際は9種類)ある上に、終活ガイドだけで3つの級があるので、混乱すると思います。
終活資格6種類の徹底比較はこちら
実は私もまったくわからないところから終活資格を勉強をはじめましたが、今では終活業界マニアとなりました。
終活ガイドについてならお任せください。
このページでは、終活ガイド1級、2級、3級の違いがスラスラと理解ができるように、網羅的にまとめています。
このページを読めば、あなたが終活ガイド検定の何級を取得するべきかが判断できるようになります。
終活と資格について
終活とは
終活とは、人生の後半に向けて、終わりのことを考える活動のことです。
自分の人生や残された方が困ることのないように、その日までに心配ごとや不安ごとを解決します。
終活と一言でいっても、実はやるべきことがいろいろあります。
例えば、老後の資産形成、遺産相続、保険の見直し、所有物の整理のほか、最近だとデジタル資産の整理などもあります。
これらに一つひとつ向き合いながら、将来を見据えて不安を解消していきます。
終活の資格の種類は6種類
終活の資格は6つありますが、終活ガイドはそのうちのひとつです。
- 終活ガイド1級(上級)〜3級(初級)
- 終活カウンセラー1級〜2級
- 終活ライフケアプランナー
- 終活ライフケアアドバイザー
- 終活ライフコーディネーター
- 終活アドバイザー
この記事のテーマである終活ガイドは、1級(上級)、2級(中級)、3級(初級)の3つに分かれています。
ここからは、終活ガイドついて、詳しく解説していきます。
終活ガイドとは
終活ガイドの概要と1級2級3級の違いを比較
終活ガイドとは、一般社団法人終活協議会が認定する終活業界の民間資格です。
これまで、1万人以上も講座受講をしている資格です。
終活ガイドの資格は、1級、2級、3級の3段階に分かれています。
まずは、1級、2級、3級を比較です。(費用は税込)
資格の級 | 終活ガイド1級(上級) | 終活ガイド2級(中級) | 終活ガイド(3級) |
学べる知識 | 相談者の終活の悩みを解決できる | 誰かに終活の案内ができる | 自分のための終活ができる |
受講費用 | 50,000円 | 5,000円 | 無料 |
検定試験の受験料 | 無料 | 無料 | 無料 |
年会費 | 3,300円(初年度無料) | なし | なし |
勉強時間 | 1ヶ月(前倒し可能) | 3時間 | 数十分〜1時間 |
講座(講習)の受講方法 | 会場またはオンライン | オンライン | オンライン |
検定試験の受験方法 | 会場またはオンライン | 会場またはオンライン | オンライン |
試験の問題数と必要正答数 | 50問40問 | 10問中6問 | 10問中6問 |
合格率 | ほぼ確実に合格できる | ほぼ確実に合格できる | ほぼ確実に合格できる |
再試験(不合格時) | 何度でも可(無料) | 何度でも可(無料) | 何度でも可(無料) |
取得難易度 | 低 | 低 | 低 |
余談ですが、終活ガイドは、終活ガイド検定、終活ガイド認定、終活ガイド資格など呼ばれることがありますが、どれも同じです。
級は、1級は上級、2級は中級、3級は初級と呼ばれることもありますが、これも同じです。
少し紛らわしいのですが、同じですのでご安心ください。
終活ガイドの級はどれを選べばよいか?
終活ガイドで学べる内容は、級によって変わります。
終活ガイドの1級〜3級で習得できる内容をかんたんにまとめると次のとおりです。
- 3級:自分自身の終活を解決するための知識
- 2級:自分以外のだれかに、終活の案内ができるまでの知識
- 1級:相談者の終活の悩みを解決できるまでの知識
だれの終活の悩みを解決したいのか?を考えると、選ぶべき級がわかります。
どの級を選べば良いか迷ったら、次の内容を参考にしてみてください。
全員です。終活業界の超入門編のような資格です。
資格試験はオンライン(WEB)で完結し、試験自体は5分もあれば完了します。
無料で再試験可能なので、まずは3級の取得をおすすめします。
3級では知識や情報が少なすぎる、肩書きだけほしい、費用はできるだけかけたくない、という方にはおすすめです。
また、講座受講が必須ですが、3時間程度です。
1日で取得できるので、最短を目指す方が選ぶと良いでしょう。
終活業界で開業や副業、副収入、スキルアップを考えているのであれば、3級や2級を飛ばして、はじめから1級の資格取得をおすすめします。
理由は、資格取得後に、ビジネスとして活用するためのサポートが得られるためです。
終活ガイド3級(初級)とは

終活ガイド3級の概要と学べること
終活ガイド3級の特徴は、自分自身の終活の知識が、誰でも、いつでも、無料で取得できることです。
終活ガイド3級では、保険や葬儀など終活の全体像を学ぶことができます。
終活の入門編となる資格ですが、終活の内容を一通り勉強できます。
- 受講料:無料
- 受験料:無料
- 受験資格:なし
- 教材・テキスト:オンライン(WEBサイト)
- 受験方法:オンライン(WEBサイト)
- 受験日:いつでも可能
- 合格率:10問中6問正解
- 再試験:何度でも可能
- 難易度:低(とてもかんたん)
終活ガイド3級で得られる終活の知識は、自分自身が知識を身につけることです。
終活で誰かをサポートするには、2級や1級の資格が望ましいです。
終活ガイド3級の勉強方法
終活ガイド3級は独学で資格の取得ができます。
教材・テキストは、オンライン(YouTube)のみとなります。
資格の認定団体の 終活協議会のWEBサイトに掲載されています。
受験するしないに関わらず、誰でも無料で見ることができのるが特徴です。
内容は、「終活っていつからはじめたら良いの?」からはじまります。
終活初心者でもまったく問題なく、安心してはじめることができるので、初心者にはおすすめです。
終活ガイド3級の受験方法と試験内容
資格の認定団体の終活協議会のWEBサイトから受験できます。
オンライン(WEB)ですべて完結しますし、5分程度もあれば資格取得ができます。
- 受験方法:オンライン受験(パソコンやスマホやタブレット可)
- 受験日程:いつでも(もちろん今からでも可)
- 受験の制限時間:なし
- 試験内容:
- 問題数は10問出題、6問以上の正解で合格。
- 2択問題です。
- 合格率:ほぼ確実に合格できます。
- 合否結果:受験直後
- 再試験(不合格の場合):可能
お気づきかもしれませんが、受験の際は何かを見ながら回答することもできることと、何度でも受験することができます。
終活ガイド3級は、確実に合格することができます。
終活ガイド3級を合格したらやるべきこと
終活ガイド3級は、誰でも、確実に、無料で合格できます。
終活ガイド3級を合格したら、名刺や履歴書や職務経歴書に記載ができますので、すぐに活用しましょう。
資格取得の証明が必要な場合は、終活協議会のWEBサイトから購入することができます。
- 終活ガイド3級資格賞状型認定証:3,000円(税込)
- 終活ガイド3級資格カード型認定証:3,000円(税込)
- 賞状型、カード型のセット販売:5,000円(税込)
そして、終活ガイド3級検定資格に合格したら、2級や1級を目指しましょう。
終活ガイド3級は、自分自身が終活の知識を得るための検定資格です。
終活で誰かをサポートするには、終活ガイド検定2級や1級が必要となります。
以上が終活ガイド3級の解説でした。
ここからは、終活ガイド2級について解説します。
終活ガイドは、3級や2級の資格がなくても1級を受講することができます。
最短で1級取得を目指すなら、2級や3級を飛ばして1級から受講することをおすすめします。
終活ガイド2級(中級)とは

終活ガイド2級の概要と学べること
終活ガイド2級は、終活の基礎知識に加えて、誰かに終活案内ができるレベルまでの知識を習得できます。
具体的には、次の内容が学べます。
・終活の背景(終活の情報)
引用元:一般社団法人終活協議会 終活業界初!「24時間オンライン配信 終活ガイド(2級)検定」
・医療(病院選びで失敗しない方法)
・介護(後悔しないための介護の備え)
・保険(知ってるようで知らない保険)
・相続(相続を争族にしないための準備)
・葬儀(損しないためのお葬式費用の内訳)
・お墓(お墓最新事情と墓じまいについて)
資格の取得方法は、講座の受講(3時間)や検定料が5,000円が必要となります。
資格試験は10問で、難易度はとても低いため、ほぼ確実に合格できます。
終活ガイド3級とは違い、受講がが必須であったり、検定料がかかります。
終活の案内をしたい、終活ガイド1級を受けるには費用がかかりすぎる・・・と不安な方はにはおすすめです。
ここからは、終活ガイド2級について解説します。
- 受講料:5,000円(税込)
- 受験料・検定料:無料(受講料に含まれる)
- 受験資格:なし(終活ガイド3級は不要)
- 講座受講方法:いかのいずれか
- ①会場開催
- ②ZOOM開催
- ③オンライン24時間配信
- 講習時間:3時間
- 受験方法:講座受講後の直後
- 講座受講日と受験日:
- 会場とZOOM開催は、あらかじめ決められた日程から選びます。
- オンライン24時間はいつでも可能です。
- 合格率:10問中6問正解
- 再試験:何度でも可能
- 難易度:とても低い(合格率99%)
終活ガイド2級の勉強方法
終活ガイド2級の資格取得には、講座(講習)を受ける必要があります。
検定試験の前に受講する必要がありますが、終活の知識をしっかりと学べます。
終活の内容や試験対策は講座を受講すればじゅうぶんですので、予習は不要です。
終活を学んでスキルアップしたい、誰かに案内したい、という方にはおすすめです。
講座(講習)の受講方法は3種類ありますが、終活業界マニアとしてはオンライン24時間配信が一番おすすめです。
受験方法は、①会場開催、②ZOOM開催、③オンライン24時間の3種類があります。
受験方法によって少し違うので、それぞれ解説します。
- 受講方法:日時指定があります。都合の良い日程を選択して、会場に行って受講。
- 受験日:講座(講習)の受講後に実施
- 受験方法
- ①筆記
- ②スマホ等(要持参)
- 合否結果
- ①筆記:約2週間
- ②スマホ等(その場、即日)
受験方法は、会場での筆記試験か、持参したスマホ等をお選びいただけます。
合否をすぐに確認するためにも、スマホ、タブレット、PC(パソコン)を持参することをおすすめします。
- 受講方法:日時指定があります。都合の良い日程を選択して受講。
- ZOOMなので、スマホ、タブレット、PC(パソコン)で受講可能
- 終活協議会のWEBサイトから受講できます。
- 受験日:講座(講習)の受講後に実施
- 受験方法:オンライン
- 合否結果:その場、即日
- 受講方法:いつでも受講可能。
- スマホ、タブレット、PC(パソコン)で受講可能。
- 終活協議会のWEBサイトから受講できます。
- 受験日:講座(講習)の受講後に、検定試験を実施
- 受験方法:オンライン
- 合否結果:その場、即日
いずれも、講座(講習)の受講後に検定試験を実施します。
続いて、試験内容について解説します。
終活ガイド2級の受験方法と試験内容
受験方法は、講座(講習)の受講方法に関わらず、受講後に実施します。
試験内容は、問題数は10問出題され、6問以上の正解で合格です。
回答方式は、3択問題となります。
終活ガイド2級は合格率99%なので、確実に資格の取得ができます。
終活ガイド2級を合格したらやるべきこと
終活ガイド2級は、合格率99%の終活資格です。
終活ガイド2級を合格したら、名刺や履歴書や職務経歴書に記載ができますので、すぐに活用しましょう。
また、証明が必要な場合は、終活協議会のWEBサイトから購入することができます。
- 終活ガイド2級資格賞状型認定証:3,000円(税込)
- 終活ガイド2級資格カード型認定証:3,000円(税込)
- 賞状型、カード型のセット販売:5,000円(税込)
そして、終活ガイド2級検定資格に合格したら、1級を目指しましょう。
終活ガイド2級は、終活の基礎知識に加えて、誰かに終活案内ができるレベルまでの知識を習得できるのですが、終活協議会のサポートはありません。
終活ガイド検定に挑戦するあなたは、おそらく副業や副収入が目的で、終活業界にチャレンジされると思います。
終活ガイド1級(上級)になれば、終活業界のビジネスを進める上で、終活協議会からさまざまなサポートを受けられます。
終活ガイド1級の取得を目指し、一緒に終活業界にチャレンジしてみませんか?
以上が終活ガイド2級の解説でした。
ここからは、終活ガイド1級について解説します。
終活ガイド1級は、3級や2級の資格がなくても1級を受講することができます。
最短で1級取得を目指すなら、2級や3級を飛ばして1級を受講することをおすすめします。
終活ガイド1級(上級)とは

終活ガイド1級の概要と学べること
終活ガイド1級は、終活の基礎知識に加えて、終活相談者の悩みを解決できる知識を習得できます。
終活ガイドの最上位の資格となります。
終活ガイド1級は2級と同じで講座の受講が必要で、資格取得までに50,000円がかかります。
費用は掛かりますが、終活ガイド1級の資格を取得する価値があります。
それは、資格の認定団体の終活協議会から、資格取得後のサポート体制が充実している点です。
終活ガイド1級の資格取得後は、開業されたり副業として活動したりすると思います。
不明点が出てきた場合は、終活協議会サポートデスクに相談したり、相談者に終活の説明をするときには資料が必要になると思いますが、終活協議会が作成したセミナー資料を使用できます。
終活ガイド1級は、資格取得後に重きを置く資格であるため、終活業界で活動を検討するのであればおすすめです。
- 認定団体:一般社団法人終活協議会
- 料金:50,000円(分割払い可)
- 年会費:3,300円(初年度は無料)
- 資格の種別:民間資格
- 資格の取得方法:一般社団法人終活協議会に申し込み
- 取得期間:1ヶ月(前倒し可能)
- 試験方法:WEBテスト
- 試験の合格率:50問中40問以上の正解数
- 5分間NOTEからのアドバイス:合格はほぼ確実に可能
まとめ
終活ガイド1級、2級、3級の資格を徹底比較し、情報を網羅的にまとめました。
どの級から取ればよいか?の疑問であれば、すぐに1級から取得することをおすすめします。
しかし、まずは終活のことを知りたい、深く検討するのはこれから、費用はかけたくない、ゆっくり進めたい、などをお考えの場合は、2級や3級から取得するのが良いと思います。
このページをご覧いただいている皆さまは、終活に関心があって将来性や必要性を感じていると思います。
これから市場が伸びることはじゅうぶんに期待できます。
勇気を出して、一緒に終活業界に踏み込んでみませんか?
ほかの終活資格(6種類)も知りたいという方は、こちらの記事も参考になさってください。